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付郵便送達上申書とは?基本的な役割と利用される場面

付郵便送達上申書(ふゆうびんそうたつじょうしんしょ)は、裁判所から送達を行う際に、特定の受取人へ郵便で通知を送るための手続きを指します。

裁判の当事者や関係者へ重要な文書を届ける際は、確実な受取が求められます。付郵便送達は、その一環として、相手が住所地にいるにもかかわらず応答がない場合に適用される方法です。この上申書は、裁判所に対し郵便送達の依頼を正式に申請するための書類として重要です。

付郵便送達上申書が利用される場面としては、相手が通知を意図的に受け取らない場合や、裁判所が定めた期間内に文書が届かないときなどがあります。例えば、相手が住所地に住んでいても受取を拒否したり、受け取りの応答をしなかったりする場合に、この上申書を提出することで、裁判所が郵便での通知を行えるようになります。これは裁判の手続きを円滑に進めるための方法であり、相手側が受取に協力しない場合でも手続きを続行できる点で重要です。

申請者にとっては、付郵便送達上申書を提出することで、送達の遅延リスクを減らし、裁判の進行を確保することが可能となります。また、適切に上申書を記入し、必要な情報を漏れなく記載することが、申請の承認をスムーズに進めるためのポイントです。